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母乳のヒミツ

赤ちゃんの成長とともに母乳成分も変化!

赤ちゃんが生まれたばかりと1か月後では母乳の色も成分も違うってご存知ですか?

実際に比べてみると、生後1週間以内の母乳は少し黄色味を帯びた色をしています。一方、生後1か月ごろの母乳は白っぽい色に変化しています。

これは、乳児の成長に合わせて母乳の成分が変化しているからです。

私たちの研究では、泌乳期が進むにつれて、エネルギーの供給や脳神経の発達に重要な脂質・乳糖は増加し、たんぱく質やミネラルは、体がつくられるとともに減少していくことがわかりました。

また、乳児の脳や神経の発達に重要なDHA(ドコサヘキサエン酸)は、本来であれば体内でつくることができる成分ですが、生まれたばかりの新生児はその能力が低いため、母乳からのDHA供給が大切です。 でも、母乳はそれをちゃんとわかっているんですね。初乳ではDHAがとても多く含まれています。

さらに乳児を守る免疫成分も初乳には多く、その後成長とともに減少していきます。

母乳は赤ちゃんの成長にとって必要な成分を必要な時期に合わせて、ちゃんと供給してくれているのですね。

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/research/milk/15

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