母乳のヒミツ

ビフィズス菌とかオリゴ糖という名前はヨーグルトなどでもおなじみですよね。

おなかの調子を整えてくれるビフィズス菌ですが、生まれたばかりの赤ちゃんの腸内はまだ、ビフィズス菌などの善玉菌が少ない状態なんです。そこで活躍するのが母乳に多く含まれている母乳オリゴ糖（ガラクトシルラクトース）という成分。

この母乳オリゴ糖は、赤ちゃんの腸内に棲むビフィズス菌など善玉菌にとって大好物！ビフィズス菌を増やすことで、大腸菌などの悪い菌が育ちにくい環境を作ってくれるんです。

母乳を飲む赤ちゃんのうんちは、やわらかく甘酸っぱいにおいがしますよね。これは母乳オリゴ糖によって腸内にビフィズス菌が多く住みついている証拠なんです。