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母乳のヒミツ

初乳は期間限定の“特別な母乳”

産後の気になるワードのひとつ“初乳”。ところでこの初乳っていつからいつまでのことを言うのかご存知ですか?

生化学辞典(東京化学同人)によると、初乳とは「分娩後数日間分泌される乳汁」とされていますが、その期間は文献によって様々ですし個人差もありますが、一般的には産後10日くらいと言われます。

初乳は、赤ちゃんが外界に出てこれから健やかに成長していくうえで欠かせない栄養や免疫成分を豊富に含んだ“特別な母乳”なんです。

初乳に特に多く含まれる成分のひとつが「分泌型免疫グロブリンA (sIgA抗体)」。産後2週以降の母乳の約3倍も含まれているんです。はじめて外界に触れる新生児にとってしっかり摂っておきたい免疫成分で、細菌やウイルスの侵入を防いで赤ちゃんを病気から守ってくれます。

もうひとつが「ラクトフェリン」。こちらも免疫力を高めてくれる成分のひとつで、さらに赤ちゃんに欠かせない鉄の吸収性も高めてくれます。

その他にも、生まれたばかりの赤ちゃんに欠かせない様々な成分が数多く含まれています。
初めての授乳が思うようにいかないママもいますが、ほんの少しでも効果は期待できますよ。

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