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母乳のヒミツ

気になる赤ちゃんのアレルギー注目の母乳成分TGF-βって?

肌にブツブツができたり、カサカサしたり、ゴホゴホ、ゼーゼーしたり、下痢や鼻水・鼻づまり、目がかゆくなったり…。デリケートな赤ちゃんはちょっとした刺激や環境・季節の変化、食べ物・飲み物などに敏感に反応してしまうことも…とても心配ですよね。

東京都の調査では、いまや3歳児の2人に1人は何らかのアレルギー症状を経験しているといいます。

ではなぜ、アレルギーになってしまうのでしょう?

私たちの体には、自分の体の成分と違う物、例えば、細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などが体の中に入ってくると「異物」として認識して、攻撃し排除する仕組みがあります。異物に対して反応する際に自分の体を傷つけてしまう場合をアレルギー反応と呼んでいます。

でも、母乳には赤ちゃんをアレルギーや感染から守るための様々な免疫成分が含まれています。その中でも、特にアレルギー予防に関係する成分としていま注目されているのが「TGF-β」という成分。

実はこの「TGF-β」、赤ちゃんがアレルゲンに対して過剰な免疫反応をしないようにバランスを整える役割を果たしているんです。

ママとしては母乳を通してできるだけ「TGF-β」を多く赤ちゃんに届けたいですよね。

それには方法があります。それは、母乳ママが乳酸菌を摂取すること。これにより、母乳中の「TGF-β」が増加し、さらにその母乳を哺乳した乳幼児のアレルギー発症率も減少するという試験結果も得られているんですよ。

くわしくは「赤ちゃんのアレルギー予防とママの乳酸菌摂取のお話」をご覧ください。

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