母乳のヒミツ
ママとおばあちゃんの赤ちゃん時代、比べると母乳成分も変わってた!?
私たち雪印ビーンスタークが日本で初めて全国規模の母乳調査を実施してから約60年が経ちます。
第1回の全国母乳調査が行われたのは1960年。つまり、おばあちゃんが生まれた頃です。そして第2回全国母乳調査が行われたのは1989年。つまり現在のママたちが生まれた頃ですね。この約30年間で母乳中の成分はどう変化したでしょう。
「日本人の食事摂取基準2010年版」には、ママたちの食事摂取状況による母乳中の栄養成分への影響が記載され、その中で、「たんぱく質は食事や体内貯蔵量に関わらず一定」と記されていました。
しかし、実際に私たちが行った全国母乳調査による研究結果では、たんぱく質について見ると、この約30年間で母乳中のたんぱく質含量は著しく増加していることが分かりました。さらに生後4~5か月時点の赤ちゃんの体重も増加していました。 これは、日本人の食生活が30年で大きく変化し、赤ちゃんの発育にも大きな影響をもたらした結果と考えられます。
そして、さらに30年近く経ったいま、私たちは第3回全国母乳調査を実施しています。当時より格段に成分分析精度もアップした現在、どのような結果が出るのか、大きな関心が寄せられています。
第1回の全国母乳調査が行われたのは1960年。つまり、おばあちゃんが生まれた頃です。そして第2回全国母乳調査が行われたのは1989年。つまり現在のママたちが生まれた頃ですね。この約30年間で母乳中の成分はどう変化したでしょう。
「日本人の食事摂取基準2010年版」には、ママたちの食事摂取状況による母乳中の栄養成分への影響が記載され、その中で、「たんぱく質は食事や体内貯蔵量に関わらず一定」と記されていました。
しかし、実際に私たちが行った全国母乳調査による研究結果では、たんぱく質について見ると、この約30年間で母乳中のたんぱく質含量は著しく増加していることが分かりました。さらに生後4~5か月時点の赤ちゃんの体重も増加していました。 これは、日本人の食生活が30年で大きく変化し、赤ちゃんの発育にも大きな影響をもたらした結果と考えられます。
そして、さらに30年近く経ったいま、私たちは第3回全国母乳調査を実施しています。当時より格段に成分分析精度もアップした現在、どのような結果が出るのか、大きな関心が寄せられています。