母乳のヒミツ
初乳には赤ちゃんを守る免疫成分が3倍も!?
出産直後に分泌される初乳は、成乳とは成分が大きく異なるって、ご存知でしたか?。
特に初乳中のたんぱく質には、栄養補給というより、新生児に免疫を与えるという重要なはたらきがあるんです。
ママがこれまで出会ってきた病原体に対する抗体(つまり免疫機能)となる成分「分泌型免疫グロブリンA(分泌型IgA)」が、成乳のなんと約3倍も含まれているんです。
母乳を通してママの免疫成分が乳児の消化管に送られるわけです。感染から身を守るためにも理想的ですね。
また、消化酵素に非常に弱い免疫グロブリンと異なり、この分泌型IgAは消化されにくい特別な構造をしていて、赤ちゃんの体内でも、その免疫機能を強く発揮し続けてくれます。
私たちの母乳研究でも母乳栄養の赤ちゃんのうんちに多く含まれていることがわかっています。
特に初乳中のたんぱく質には、栄養補給というより、新生児に免疫を与えるという重要なはたらきがあるんです。
ママがこれまで出会ってきた病原体に対する抗体(つまり免疫機能)となる成分「分泌型免疫グロブリンA(分泌型IgA)」が、成乳のなんと約3倍も含まれているんです。
母乳を通してママの免疫成分が乳児の消化管に送られるわけです。感染から身を守るためにも理想的ですね。
また、消化酵素に非常に弱い免疫グロブリンと異なり、この分泌型IgAは消化されにくい特別な構造をしていて、赤ちゃんの体内でも、その免疫機能を強く発揮し続けてくれます。
私たちの母乳研究でも母乳栄養の赤ちゃんのうんちに多く含まれていることがわかっています。