ビーンスタークのママ栄養士が子育て情報を紹介します！

こんにちは！ママ栄養士まっきーです。
まだまだ残暑が厳しい9月ですが、二十四節気で９月８日は「白露（はくろ）」といって、秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃といわれています。空は高くなり、秋雲がたなびくような本格的な秋が待ち遠しいですね。

さて、今回は離乳食をはじめ大人の食事にも活かせる栄養のまめ知識をご紹介いたします！

■ブロッコリーは“レンチン”で！
離乳食初期から使えるブロッコリーは鉄の吸収を促進させるビタミンＣが多く含まれています。またこれから妊娠する女性に必要な葉酸も多く含まれていますので、オススメの食材です。
そこで、熱に弱いビタミンＣをできるだけ減らさずに加熱するコツは、電子レンジのが使用が最適です。
ブロッコリーの洗浄はお水を張ったボールにつぼみを逆さまにいれ、振り洗いをするとよいでしょう。水滴が残った状態でジッパーつきの袋にいれ、ひと房あたり3分半ほどを目安に加熱しましょう。（茎の部分に切り目を入れるとより加熱しやすいです）

■ほとんどの“きのこ”は洗わないでＯＫ
離乳食中期から使えるきのこは食感も柔らかく、レシピに加える事で風味も増します。またカルシウムの吸収を促進させるビタミンＤが多く含まれていますので、健康な骨づくりにもオススメの食材です。マッシュルームやなめこは洗浄が必要ですが、しめじやまいたけなどは洗う事で栄養価が少なくなりますので、根元の部分をきり、そのまま使いましょう。

■じゃがいもは熱いうちに裏ごすのは…
離乳食初期から使えるじゃがいもはカリウムや、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などを含み栄養満点、調理法によっては“おかず”だけではなく、“主食”にもなる食材です。
よく調理法に「熱いうちに裏ごす」と記載がありますよね。これは熱い状態ですとじゃがいもに含まれる水溶性ペクチンが固まる前に、「ほくほく」に仕上げることができるからなんです。万が一、冷めてしまうと、固まって裏ごしし難くなりますので、時間との勝負ですね。
食感にも影響しますので、是非とも熱いうちに下ごしらえをしましょう。

毎日のお食事の下ごしらえも少しの工夫で栄養価があがり、また美味しく食べる事ができるコツですので、是非お試しください。