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ママ栄養士の子育て耳より情報

ビーンスタークのママ栄養士が子育て情報を紹介します!

まだまだ続くインフルエンザ…かかった時の離乳食

新年明けましておめでとうございます!
ママ栄養士まっきーです。赤ちゃんとご一緒のにぎやかなお正月をお迎えのことと思います。本年も昨年に引き続き、みなさんにお役に立つ耳より情報をお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、今月も昨年末に引き続き“インフルエンザ情報”です。
厚生労働省発表のインフルエンザ患者数(2019年50週*)は全国で77,425人となり、前年比466%、前週比では164%と急増しています。
その中で、去年の9月から12月の流行期に累計40名だった1歳未満の赤ちゃんの入院数が、最新データでは203人に達しています。ホントこわいですよね。
まっきーも長女が1歳2か月の時に付き添い入院を3週間経験しました。点滴をしたまま動き回る娘から目が離せず苦労しましたが、食事は病院食なのであまり気を使わずに済みました。
 しかし自宅療養の場合はそうはいきません。ご家族でしっかりとケアしていきましょう。

■まずはしっかり水分補給
発熱で食欲がない場合には脱水症状予防のために十分な水分補給を心がけます。
発熱時に汗をかくことで、体温を下げる効果がありますが、汗にはナトリウム・カリウム・塩素などの電解質(イオン)が含まれているので、水だけではなく失われた電解質をしっかり補うことが重要です。赤ちゃんのように量を多く飲めない場合は、効率よく補うために赤ちゃん用イオン飲料がおすすめです。

吐き戻しの症状がなく、母乳やミルクも問題なく飲めるようなら、母乳はほしがるだけ与えても大丈夫です。ミルクは普段の飲む量までとし、それ以上の水分補給には赤ちゃん用のイオン飲料を足してあげましょう。

■離乳食は様子を見ながら…
熱があっても機嫌がよい場合は、離乳食はそのまま続けます。
また、食欲がない場合は、スープ、ポタージュなど水分の多いものを中心に与えましょう。
赤ちゃんの身体がほてっていて、いつもの人肌の温度を嫌がることもあるかもしれません。そんな時はやや冷めた位の温度にしてみるのもいいでしょう。
離乳食を再開する時は、胃もしばらく固形の食べ物の消化をお休みしていたので、普段の離乳食の固さはワンステップ前にもどします。(9か月で「歯ぐきでつぶせる固さ」に進んでいた場合は、ワンステップ前の固さにもどして「舌でつぶせる固さ」に)
また、メニューも「おかゆ」「おうどん」など糖質を中心にすると、消化も良く赤ちゃんのお腹にやさしいでしょう。

インフルエンザは予防が一番ですが、万が一罹ってしまった場合は、正しいケアをすることで赤ちゃんの病気のスムーズな回復につながります。
是非、ご参考になさってください。

2020年がご家族の皆さまにとりまして、最良の一年でありますようお祈り致します。


■参考資料・文献
厚生労働省 HP
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku02_0003.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000578766.pdf
横浜市小児科医会救急委員会
https://www.yokohama-emc.jp/pc/pdf/faq_2.pdf

母子衛生研究学会
授乳・離乳の支援ガイド 実践の手引き

*2019年50週 … 12月9日~12月15日
フリーダイヤルお問い合わせ

ママ栄養士の紹介

ゆっきープロフィール

産婦人科施設での妊産婦さんへの栄養相談やベビー専門店・ドラッグストアでの育児相談の経験を豊富に積んだ、ビーンスタークの栄養士が担当します!自身の子育て経験やまめコミ相談室に入った声などを皆さんに紹介していきます。


まっきープロフィール

こんにちは!ママ栄養士まっきーです!二度の出産・育児休職を経て、ビーンスタークの栄養士として活躍。ママへの栄養アドバイスの経験を活かし、子育て耳より情報を担当しました。

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