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ママ栄養士の子育て耳より情報

ビーンスタークのママ栄養士が子育て情報を紹介します!

よくあるママのお悩みをQ&Aでご紹介!

こんにちは!ゆっきーです!
赤ちゃんと過ごす毎日、楽しい反面、これはどうなんだろう?と悩むこともありますよね。
病産院での赤ちゃん健診やまめコミ相談室に多く入るお悩みについて、Q&Aでご紹介します。

今月は、低月齢と9か月頃のお悩みQAです。次号では離乳食についてを予定しています。
少しでもご参考になれば幸いです♪

■生後0~3か月頃
Q.白湯と湯冷ましの違いを教えてください?また、いつ頃から飲ませられますか?調乳にも使えますか?

A.白湯は「水を沸騰させたお湯」、湯冷ましは「白湯を人肌まで冷ましたもの」を指しています。
湯冷ましは0か月から飲ませることができますが、基本的に新生児期の水分補給は母乳やミルクで十分です。生後2~3か月以降は、お風呂上りや少し咳き込む時(口内の渇き等)、授乳間隔が空かない時などに少量(10~30ml/回程度)を目安に飲ませることができます。母乳やミルクに影響しない量で飲ませてください。
また、湯冷ましは調乳にもお使いいただけます。赤ちゃんのミルクは、「お湯・ミルク・お湯」または「ミルク・お湯・お湯」の手順で作ります。1回目のお湯は1度沸騰させた70℃以上のお湯を使いますが、2回目のお湯を湯冷ましに変えることが可能です。赤ちゃんがお腹を空かして泣いている時等、早く人肌に冷ましたい時に便利です。

Q. 母乳やミルクを飲んだ後に吐き戻すことがあります。大丈夫ですか?
A. 吐いた後のお子様のご様子はいかがですか?すっきりしたようにご機嫌であれば問題ありません。
生後3か月頃までの赤ちゃんは、「吐き戻し」がおこりやすいものです。
理由は、母乳やミルクを飲みすぎてしまう、上手くゲップが出せない、胃が「垂直」に近い形をしていて、食道と胃の境目にある括約筋(かつやくきん)が十分に発達していないためです。
吐き方は、口の端から垂れたり、カポッと吐く、時には勢いよく鼻から出ることもあります。
少しでも吐き戻しを防ぐために、授乳の姿勢やおっぱい・哺乳びんの飲ませ方をチェックし、しっかりゲップを出させてあげましょう。

授乳姿勢は頭を少し高くするだけで胃から食道への逆流が防げます。また、おっぱいや哺乳びんの吸いつきが浅い場合や、哺乳びんのニプルがミルクで満たされない状態で授乳をすると、赤ちゃんはさらに空気を飲み込んでしまいます。その際は、授乳の途中に、背中をトントンと軽くたたいたり、空気が下から上に流れるようさする等してゲップを出させてあげましょう。

Q.最近、ミルクの飲み量が減っていて心配です。大丈夫でしょうか。

A.生後2~3ヶ月頃になると、満腹感を感じることができるようになってきます。そのために、今までより飲み量が減ったり、飲みむら、遊び飲みが出てくることがあります。飲み量が減ってきた時は、まずお子さまの様子を確認しましょう。体重も順調に増えていて、機嫌もよく元気であれば、食欲を調整していると考えて良いでしょう。
しかし、時には、母乳・ミルク以外の水分を取りすぎていたり、哺乳びんのニプルが合っていない等、他の理由の場合もあります。その際には、母乳・ミルク以外の水分量を調整する、ニプルはメーカーを変えて試す、室温や洋服の調整をするなど、お子様にとって快適な環境をつくるように心掛けましょう。

Q. 母乳育児をしていますが、産後自分(ママ)が栄養を摂れているか心配です。

A. 育児や家事等で、なかなかお食事に時間を割けないことも多いですよね。
お子さまが寝ている時やご機嫌の良い時に作り置きおかずを作ったり、時短レシピがおすすめです。
さらに、これから寒くなる季節では、お鍋もおすすめです。簡単に品数がとれ、体も温まり、母乳育児のママにもいいですね。

まめコミでは、簡単・美味しい・時短のママ向けレシピを多数用意しています。ぜひチェックしてください♪
▶まめコミ「ママ向けレシピ」はこちら

■生後9か月頃~
Q. 手づかみ食べはさせた方が良いですか?

A. 手づかみ食べをさせることは、とても大切です。
「手づかみ食べ」は、食べ物を目で確かめ、手指でつかみ、口に運び、口に入れる動作、すなわち目と手と口が協調して働く運動です。この経験を十分にさせることは、食器・食具を使って食べるための準備段階として、とても重要です。
またこの時期にもう1つ大切なことは、「自分でやりたい・食べたい」という欲求が出てくることです。そのためにも手づかみ食べをさせてあげましょう。

「手づかみ食べ」を上手にすすめるポイントは3つです。
① 手づかみ食べのできる食事にする
・ごはんはおにぎりに、野菜類の切り方を大きめにするなどメニューの工夫を
・前歯を使って自分なりの一口量をかみとれる練習を
・食べ物は子供用のお皿に、汁物は少量入れたものを用意する

② 汚れてもよい環境を整える
・エプロンをつける、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷くなど、散らかしても後片付けがしやすいようにしておく

③ 食べる意欲を尊重して
・食事は“食べさせるもの”ではなく、子ども自身が“食べるもの”であることを認識して、子どもの食べるペースを大切にする
・自発的に食べる行動を起こさせるには、食事時間に空腹を感じていることが基本。たっぷり遊んで、規則的な食事リズムを心がける

Q.フォローアップミルクは与えた方がよいのでしょうか?

A.この時期の栄養補給は離乳食を基本とし、不足する栄養成分やエネルギーを充足させることが大切です。フォローアップミルクは離乳食と併せて摂取することにより、栄養成分が厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」を満たすようにつくられています。

雪印ビーンスタークでは、赤ちゃんの離乳食実態調査を行い、離乳食や牛乳では不足しやすい鉄やカルシウム、ビタミンD等が手軽に補給できるよう「フォローアップミルクつよいこ」で赤ちゃんの栄養をサポートしています。離乳食が3回食べられるようになったころからフォローアップミルクのご使用をおすすめします。



いかがでしたか?
日々のお悩みは様々ですが、少しでも心にゆとりができ安心して毎日が過ごせるよう願っています。


<参考書籍>
心・栄養・食べ方を育む 乳幼児の食行動と食支援
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ママ栄養士の紹介

ゆっきープロフィール

産婦人科施設での妊産婦さんへの栄養相談やベビー専門店・ドラッグストアでの育児相談の経験を豊富に積んだ、ビーンスタークの栄養士が担当します!自身の子育て経験やまめコミ相談室に入った声などを皆さんに紹介していきます。


まっきープロフィール

こんにちは!ママ栄養士まっきーです!二度の出産・育児休職を経て、ビーンスタークの栄養士として活躍。ママへの栄養アドバイスの経験を活かし、子育て耳より情報を担当しました。

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