
\ 先輩ママ3,000人に聞きました /あらためて
知っておこう、
つわりの対策
ここからは、つわりの期間を少しでも不安なく乗り切るための対策を紹介します。
ご自身の症状や体調に合わせて、試せるものから取り入れてみてください。
あなたはどのタイプ?つわりの主な種類
つわりの症状は人それぞれです。まずは代表的な種類を知り、自分のタイプを把握しておきましょう。
複数のタイプの症状が出ることもあります。
- 吐きづわり
- 食べているかどうかにかかわらず、常に吐気を感じる
- 食べづわり
- 空腹になると気持ち悪くなり、食べることで落ちつく
- においつわり
- ご飯が炊けるにおいや柔軟剤など、特定のにおいで気分が悪くなる
- 眠りつわり
- 強い眠気や疲労感で動けなくなる
- よだれつわり
- 唾液の量が増えて、不快に感じる
少しでも楽に過ごすためのセルフケア
続いて、つらい時期を乗り切るための、食事や日常生活の工夫をご紹介します。
食事の工夫
つわりの時期の食事は「食べられるものを、食べられるときに、食べられるだけ」が基本です。
一度にたくさん食べず、食事の回数を増やす「分食」を試してみましょう。
のどごしの良いゼリーやそうめん、さっぱりしたトマトや果物など、冷たいものを選ぶのもおすすめです。
また、枕元にクラッカーやグミなどを置き、目が覚めたらすぐに口に入れられるようにしておくといった工夫をしてみるのもよいでしょう。食べづわりの方に、特に有効です。
水分補給はこまめに
嘔吐があると脱水症状になりやすいため、水分補給は非常に重要です。水やお茶が飲みにくい時は、氷を口に含んだり、炭酸水や経口補水液を試したりするのもおすすめです。
思いきって休むことも重要
つわりで体がつらい時は無理をせず、心と体を休めることも大切です。
頑張ろうとする気持ちはわかりますが、妊婦さんの体調を最優先に考えましょう。
ご自身の状況をパートナーや家族、職場の上司などに具体的に伝え、家事などを協力してもらいましょう。
気持ちが落ち込んでしまう場合は、好きな音楽を聴いたり、映画や動画を観たりして気分を紛らわすのもおすすめです。また、ガムや飴、ミントタブレットなどで口の中をさっぱりさせると、気持ちがすっきりすることもありますよ