妊娠期〜育児期の赤ちゃんやママの様子 TOPへ戻る
月齢5~6か月

【身長】男:64~73cm 女:63~71cm
【体重】男:6.7~10.0kg 女:6.2~9.2kg

月齢6か月

離乳食開始時期の赤ちゃんの便秘には水分補給を心掛けましょう

身長
男:64~73cm 女:63~71cm
体重
男:6.7~10.0kg 女:6.2~9.2kg

赤ちゃんの様子

6か月健診の時期です。この時期になると寝返りが上手になり、腰を支えると座れるようになる赤ちゃんもいます。おすわりは腰回りの筋肉が発達して初めてできるようになります。痩せ型、ふくよか型など体型にも個人差が出てくるのもこの時期です。また、下の前歯が生えてくる頃でもあります。

赤ちゃんに生まれつき備わっていた、口で母乳を吸い出す能力「吸てつ反射」はそろそろ消えていき、母乳やミルク以外の食べ物を受け入れる準備が始まります。日中の授乳時間が定まってくれば、そのリズムに合わせて離乳食をスタートしましょう。

この時期は舌が味を感じる細胞の数が最も多いので、素材の旨味や甘味などいろいろな味に触れ、食べ物に興味を持つのに最適な時期ともいえます。また、離乳食は心と体の発達を促進する役割もあります。固形物を身体に取り入れることで消化機能が発達し、口周りの筋肉が発達して滑らかなものを飲み込む練習ができ、噛む力につながっていくのです。

離乳食のスタート時期は、それぞれの赤ちゃんの発達に合わせて決めることが大切です。目安としては「寝返りができる」「食べ物に興味を示す」「5秒ほど座っていられる」「スプーンなどを舌で押し出すことが少ない」など、この中でいくつかの様子が見られれば始めてみましょう。もし嫌がるようなら、無理強いせずに数日してからまた始めても大丈夫。ゆっくりと進めていきましょうね。

この時期は離乳食も始めたばかりなので、赤ちゃんの栄養の中心はまだ母乳やミルクです。赤ちゃんはこれまで以上にエネルギーを消費するため、離乳食が始まっても母乳を2~3時間おきくらいに欲しがることは珍しいことではありません。また1~2時間おきに泣く場合、おっぱいを欲しがっている以外に、甘えていたり眠かったり退屈だったりなど別の原因で泣いている可能性もあります。

内臓機能が未熟な赤ちゃんは、離乳食が始まると便秘を起こすことがよくあります。改善するためにはまずは水分を与えることを心がけてください。入浴後や散歩から帰った後などは水や麦茶を哺乳びんやスプーンなどで飲ませてみます。また、果物の糖分やペクチンが便を軟らかくするといわれているので、りんご、みかん、プルーンなどの100%果汁を倍に薄めて1日30mlを目安に飲ませてみるのもいいでしょう。

どうしても自力での排便が難しいようなら、便秘薬の使用も含めて小児科医に相談してくださいね。いずれにしても一時的なもので「はいはい」などでよく動くようになると便秘は解消することが多いです。赤ちゃんの機嫌がいいなら、あまり心配し過ぎることはありませんよ。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報赤ちゃん・子どもの発育と、発達に合わせて楽しむ親子あそび 6か月頃の赤ちゃん
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 食事と栄養・離乳食 (2015.8) (2020.10)
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 母乳とミルク・授乳 (2016.3)

ママの暮らしと栄養

女性ホルモンが元の状態に戻る目安の時期は、産後半年~1年。ほとんどのママは、産後7~8か月のこの時期あたりから月経が再開し、すぐれなかった体調や抜け毛などの症状も、月経再開と同時期くらいに少しずつ落ち着いてくるママが多いのではないでしょうか。

多くの場合、月経は産後6か月以内に再開しますが個人差があります。母乳を飲ませ続けているママは、妊娠中に上昇したプロラクチンという乳汁分泌ホルモンの影響で卵巣刺激ホルモンの調節がうまくいかず、月経再開が遅れることがあります。

この時期は子育て支援センターなどの機関を利用して、いろいろな親御さんとお喋りや情報交換などすると、育児の輪も広がりリフレッシュにもなりますよ。地域によっては乳児院や保育園で赤ちゃんを預かってくれるシステムもあります。家族に頼ることをはじめ、ベビーシッターやベビーホテルなど、いろいろな支援に頼ってみるのも良いことです。必要なら地域の役所の子育て支援課などに問い合わせてみてくださいね。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 産後のからだ(2013.11)
  • 厚生労働省 子ども・子育て支援 地域子育て支援事業実施のご案内(実施ガイド)

赤ちゃんをおなかに授かってから2歳までの1000日間は生涯の健康に深く関係していると言われています。
私たちは、この大切な1000日間を「すこやかな1000日」と呼んでいます。
お子さま一人一人の「すこやかな1000日」にお役立ていただけるよう「すこやかな1000日」コンテンツをお届けいたします。

pagetop

../..

https://www.mamecomi.jp

/calendar/period/m06

OPEN

0