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月齢7~8か月

【身長】男:65~74cm 女:64~72cm
【体重】男:6.9~10.3kg 女:6.4~9.5kg

月齢7か月

まだまだ離乳食の慣らし期間、栄養は母乳やミルクで大丈夫です

身長
男:65~74cm 女:64~72cm
体重
男:6.9~10.3kg 女:6.4~9.5kg

赤ちゃんの様子

この時期の赤ちゃんは寝返りなどの動きがさらに活発になり、おすわりができる子もいます。手の動きも器用になっていき、おもちゃなどに手をのばす子もいます。

寝返りしてうつ伏せで欲しいものに手を伸ばす赤ちゃんは。この姿勢からやがて上半身を浮かせ、手を床についたままおすわりの姿勢に移っていきます。そして手で支えていた体重を腰の方へ移して、床から手を離し両手を自由に動かせるようになります。自由になった両手でおもちゃなどを持って左右で持ち替えたり、音を出して遊んだりします。さらにそれが赤ちゃんの脳の神経を発達させていくことにつながっていくのです。

おすわりをしても最初のうちはすぐにひっくり返ってしまいますが、不安定な姿勢でもバランスをとりながら座ることを繰り返すうちに上手になっていきます。ママはそばについてクッションなどでガードしながら、おすわりが上達する過程を見守ってあげましょう。

離乳食がなかなか進まないというのは、よくあること。赤ちゃんは食べ物に不安感もあり、毎回、最初のひと口は口から出してしまう、ということも珍しいことではないので、焦らなくて大丈夫ですよ。

離乳食を開始して1〜2か月頃、食べ物を上手に「ごっくん」と飲み込めるようになり、小さじ10さじ分くらいの1回食を食べきれたら、舌でつぶせる固さのものに進めて2回食に進めます。舌で押し出してしまい、食べるのを嫌がるようなら、まだ1回食でも大丈夫ですし、もし赤ちゃんが口を開けないなら「いらない」という意味ですから、3日から7日くらい授乳だけにして、また離乳食にチャレンジしてみるともいいでしょう。

3回食になるまでは、いわば慣らし期間と考えてください。赤ちゃんは食べ慣れるまでは機嫌よく食べてはくれないものです。栄養は母乳やミルクに任せて、この時期はいろいろな食材や味に少しずつ舌を慣らしていくことを考えてください。そうしているうちに咀しゃくが上手になり、消化器官が発達していきます。まずは、離乳食を楽しく食べるという気持ちにさせてあげましょう。そして、大人がおいしそうに食べる姿を見せてあげると、赤ちゃんも食べ物に興味を持つようになります。

離乳食を食べてくれないと不安だと思いますが、食べ方の進み具合には個人差があるので、母乳やミルクで正常に成長しているなら、あまり心配しないで大丈夫ですよ。

スプーンで与えると食べないのに、煮野菜や果物などを赤ちゃんの手に持たせてみたら食べるようになったということもあるようです。また、母乳の回数を減らすために散歩に出たり児童館などに行ったりして気を紛らわせて、赤ちゃんのお腹を空かせておくようにすると食べてくれたりします。

他にも、赤ちゃんに声を掛けながら、食べ物をよく見せたりすると、赤ちゃんの食べ物に対する恐怖心が和らげることができます。唇や頬に触れてあげると、赤ちゃんの口周りの筋肉が刺激されて食べてくれることもあるようです。赤ちゃんに合わせて、いろいろと工夫しながらゆっくり進めていきましょうね。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報 赤ちゃん・子どもの発育と、発達に合わせて楽しむ親子あそび 7か月頃の赤ちゃん
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 食事と栄養・離乳食(2015.7)(2020.7)

ママの暮らしと栄養

産後しばらく、疲労感、めまい、抜け毛、皮膚や粘膜が過敏になるなど、身体の不調を感じてきたママも多いことでしょう。妊娠中は女性ホルモンの分泌量が妊娠前よりもかなり増えます。そして産後には、それまで分泌していた女性ホルモンの量がほとんどゼロの状態まで急低下します。

こうした産後のママの身体の中で起こるホルモンバランスの急激な変化に加え、夜間の授乳などによる寝不足やストレスのため、あちこちに不調が引き起こされるのです。ビタミンなどの栄養素を積極的に摂っていても、赤ちゃんの哺乳量も増えるため授乳によって栄養が奪われてママの身体に負担がかかっていることもあります。

抜け毛は妊娠中に比べて2~3倍(1日平均100~150本)も多くなるママもいますが、特に治療を受けなくてもほとんどの場合、産後6か月頃までに妊娠前の状態に戻るでしょう。遅くとも産後2~3年後までには元に戻ることが多いようです。気になるママは青背魚、海藻類、タンパク質とカルシウムを十分に摂りましょう。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 産後のからだ (2017.4) (2003.10) (2013.11) (2012.7)

赤ちゃんをおなかに授かってから2歳までの1000日間は生涯の健康に深く関係していると言われています。
私たちは、この大切な1000日間を「すこやかな1000日」と呼んでいます。
お子さま一人一人の「すこやかな1000日」にお役立ていただけるよう「すこやかな1000日」コンテンツをお届けいたします。

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