妊娠期〜育児期の赤ちゃんやママの様子 TOPへ戻る
月齢7~8か月

【身長】男:66~76cm 女:65~74cm
【体重】男:7.2~10.5kg 女:6.6~9.8kg

月齢8か月

食べ慣れるまでは食べる楽しさおぼえさせてあげましょう

身長
男:66~76cm 女:65~74cm
体重
男:7.2~10.5kg 女:6.6~9.8kg

赤ちゃんの様子

この時期あたりから赤ちゃんは「はいはい」を始めます。「はいはい」をすると腕や足の筋肉や腹筋、背筋が鍛えられ、ひとりで安定しておすわりができるようになっていきます。そうすると赤ちゃんの視界はさらにひらけて見える範囲も広くなり、好奇心もぐっと高まっていきます。遊びの種類も増え、周りの大人に要求や意思を伝えるようになっていきます。手に取りたいものがあっても届かない場合など、ママやパパを見て声を出して呼びかけるのです。そういったことができるようになると、ママやパパの声かけなど、大人からの意思も赤ちゃんに伝わっているように感じる場面が増えていきます。

離乳食は1回食に慣れてくる頃なので、1日2回食のリズムをつけて、食品の種類も少しずつ増やしていきたい時期です。アレルギーを恐れて独断で特定の食品を与えないことは、成長・発達に好ましくないこともあるので、不安のある場合は必ず医師の指示を受けてくださいね。

この時期はつぶしがゆから5倍がゆに進めます。野菜類は大きめに切って舌でつぶせるくらいの固さにゆでて使います。魚はまぐろやかつおなど赤身もあげてみましょう。肉類は脂肪の多いものはもう少し後になってからにして、とりひき肉など脂肪の少ないお肉を与えてみてくださいね。ヨーグルトや塩分・脂肪の少ないチーズなども食べられるようになります。母乳は授乳のリズムに沿って赤ちゃんが飲みたいだけ、ミルクは1日3回の離乳食の後や、寝る前など、1日に3〜5回程度与えましょう。

赤ちゃんが、まずそうな顔をしているように見えることもあるかも知れませんが、それは初めて食べるものに対してと不思議に思っているからだと思われます。食べ慣れるまでは、食べる楽しさを重視して赤ちゃんの不安感を和らげてあげてください。赤ちゃんが離乳食を食べなくても、よくあることなので焦らなくて大丈夫ですよ。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報 赤ちゃん・子どもの発育と、発達に合わせて楽しむ親子あそび 8か月頃の赤ちゃん
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ 妊娠・出産・子育て情報 はじめての離乳食7~8か月ころ
  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 食事と栄養・離乳食(2020.7)

ママの暮らしと栄養

この時期あたりから仕事に復帰するママもいるでしょう。働きながら母乳を与えたい場合は、出勤前、帰宅直後に授乳しましょう。搾乳をして母乳を冷凍しておけば、保育所に持って行くこともできるでしょう。搾乳は母乳の出を維持できますし、おっぱいの張りすぎや漏れ、乳管閉塞や乳腺炎を防ぐことができ、たくさん良い点があります。

ただし、無理に搾乳する必要はありません。職場が保育所に近い場合は、休み時間などに授乳に行くのも良いでしょう。勤務中におっぱいの張りが強くなれば搾乳するのも良いでしょう。その場合は復帰前に職場で母乳の保存ができるか調べておくことも忘れないようにしてくださいね。

(出典元)

  • 公益財団法人 母子衛生研究会 赤ちゃん&子育てインフォ インターネット相談室 Q&Aバックナンバー 母乳とミルク・授乳(2008.8)

赤ちゃんをおなかに授かってから2歳までの1000日間は生涯の健康に深く関係していると言われています。
私たちは、この大切な1000日間を「すこやかな1000日」と呼んでいます。
お子さま一人一人の「すこやかな1000日」にお役立ていただけるよう「すこやかな1000日」コンテンツをお届けいたします。

pagetop

../..

https://www.mamecomi.jp

/calendar/period/m08

OPEN

0